よみかき勘定

読んだり見たり行ったり来たりしたことを綴ります

【読書】いい加減負のスパイラルから抜け出したい|「成功する人の妄想する技術」「あなたの脳のしつけ方」中野信子

落ちこぼれMBA生です。ども。

 

調子に乗ってMBA学ぶ大学院なんかうっかり入っちゃったものの、全く勉強できなくって前期半分落としました。おいおいこれ卒業できるのかよ、っていうかマジ休学して半年基礎学習したほうがいいんじゃね?っていうか半年休学したらその後のモチベーション保つと思う?飽き性のオマエが?っていうか体力持つの?なんて本当に焦るばかりなので、本当はマインドフルネスとかで精神鍛えて学習に向かうのが一番いいんでしょうが、それよりも脳の仕組み知っといてそこから鍛えたほうがいいのか、とかいうマニュアル人間そのまんまの行動で読み始めました。

本来ならケースケースケースレポートケースケースエクセル、みたいな学習時間必要なんでこんな娯楽な読書なんてできる時間なんてないんですが、そこはそれ大学院夏休みというバカンス中なので成せる技。事前に中野先生のYOUTUBEとか見てたせいか、だいたい1時間くらいで読めます。

 

まず読んだのが「成功する人の妄想する技術」。

成功する人の妄想の技術

成功する人の妄想の技術

 

 

成功したいかー!(したーい!)

罰ゲームは怖くないかー!(こわーい!!)

 

というライトなノリでさらりと読める1冊です。

どちらかというと 脳の器質だったり構造だったりを解説されているので、この内容を読んで「妄想で成功する」ような印象は受けず。どっちかいうと「妄想で成功」したい人は、大富豪アニキの教えとか読まれたほうがいいんじゃないでしょうか。(バリ在住の方に聞くと、あの本もずいぶん脚色あるらしいですが)

 

なんだか腑に落ちず、不完全燃焼でもう1冊。

あなたの脳のしつけ方

あなたの脳のしつけ方

 

 

こちらは「集中力」や「記憶」「モテ」「運」「愛情」などのカテゴリでそれぞれにどう機能しているのか、どこをどう直せば変わっていくのか・・・などが書かれていて、

「先生、そう、これこれ!これを待ってたの!!」と膝を叩きたくなる一冊。

 

印象に残ったところを覚書しておきますです。

・人はもともと注意散漫な生き物なので、集中力が持続するほうがやばい

・とりあえずやり始めると継続するスイッチ入るから、手なり足なり動かしたほうが早い

・人がいるところの方が作業が進むよ(やっぱ社会性の生き物なんすね、人間て・・・)

・記憶は五感や体験を伴って覚えた上で、復習すると定着するぜ!

・大人になって記憶力が悪くなってるんじゃなくって、ただ単にハードの容量減ってきただけ

・判断力は「脊髄反射的な高速判断」と「じっくり計算して出す判断」二つがあるからー、全部トータルで情報集めてから後者で判断した方がいいと思うよー

・寝ろ。でないと死んだ脳細胞がリフレッシュされない。

・結局決めるのは「直感」になっちゃうから、その前に情報集めてよく考えろー

・男はダメな方がモテる

・女がダメな男がいい、っていうのはそういう他所でもタネばらまく男の子供なら、育って同じように自分の遺伝子をばらまいてくれるから(ヒー!!)

・女性はセックスするとやっぱり相手のこと好きになっちゃうから、相手は選んでな。

・「右脳派」「左脳派」に科学的根拠はない

・したがって、利き手と別の行動をするってことも実は科学的根拠はない

・アイデアなんて寄せ集めから抽出して組み合わせたもの

・なので、思いついたら言ったもん勝ちやったもん勝ち。行動力がモノを言う

・アイデアを生みたかったらデータベースを増やす=知識の注入を

・とりあえず人のコピーをするのも体験だよ?

・「努力できること」が生まれつきの天才!

・とはいえ無駄な努力は何も生まないから、努力しないことも才能

・勉強や芸術は努力でなんとかなるところが大きいけど、身体的能力は努力でなんともならんことが多いよ

・「努力中毒」は、無駄だからやめた方がいい

・人は必ず「運のいい人」=勝ち癖のある人、「運の悪い人」=負け癖のある人、に分かれる

・そしてその差はどんどん開いていく・・・負け癖のある人はどんどん負のスパイラルに陥るっていう・・・ていう・・・・・・・・

・運を良くするためには?「今いる環境を変える」

・「勝てるゲーム」を見つけていってね

・そのためにメタ認知=自分を知ることは有効だよー

・不運が続く、と思っても長期的に見るといいよ。J.K.ローリングの不遇時代はみんな知ってるでしょ?

 

・・・・ええ、ええ、自覚あります。

高卒で就職、なんとか通信制大学で学士の資格取得したものの、超絶ブラックな会社に入っちゃったり、なんとかそこを抜け出して生活できるくらいの会社に入って好き放題お仕事してたんだけど、社長の読み違いで色々尻拭いさせられた挙句営業の人間全員解雇、っていう。

なんだかここ数年のバタバタが、その辺りから始まってることに気がつきました。

 

 

そして・・・数学ができる/できないはもう先天的なものだから諦めろ、ってあったよ・・・。経済学、微分積分幾何とか出てくるに、致命的だよ・・・僕、卒業できるのかな、パトラッシュ・・・・。

 

本当はこちらの池谷先生も評判いいので、近々読む。

 

 

あと、東大の葉加瀬太郎に似た方の本は読まなくてもいいと思うよ。個人的に。