【読書】とりあえず勝ち組に上がりたい。|自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 ブライアン・R・リトル
どうも、負け犬MBA生です。
先日の中野信子先生の著書の内容から、どうしても負け犬感が抜け出せないで困っておりまして。高卒就職、彼氏エホバで結婚諦め、ド級ブラック転職、そこから安定した給料で勤務先見つけられたと思ったらDVによる夜逃げ、社長の起死回生狙ってのプロジェクトに巻き込まれた挙句に業績でなかったからとクビ、〇〇などなど。もちろん40歳超えたまま独身ですが何か?
で、今回のパートタイム勤務に関しても、後から気がつくと「おやおや?」「おいおい?」って突っ込みたくなる搾取(奪取?)されることが多くて、なんだかモヤモヤモヤモヤしているため、その負け犬脳をなんとか勝ち犬に導くための読書を重ねて重ねて重ねております。
タイトルだけ見て「救いの神か!」と思って手に取った一冊。
・「敵意」は自分を否定された時に起こる反応
・人が最も否定されることを恐れるのが「価値観の核」
・生まれつきの性格か、誰のための性格か。
あなたの性格は性格テストの数字で表されるよりももっと繊細な存在である。
・「コントロールする」→自分の中に「ストップ!」を自分で押せるボタンをもつ
などなど引っかかった言葉はいくつかあるのですが、やはり元々の特性と性格は超えられないので、「独自の視点を持つ」「演技することで超えられる性格がある」ということでした。ようは行動を変える、視点を変えるということなのですが、「自分で決める」ということも大事な要素になるようです。
結局こちらも、環境や見た目など自分の見た目や周りにいる人たちを帰る、行動を変える等に始終するわけですが、結局は元々の特性もあるし、自分の体質もあるので、そこは無理せず楽に生きなさい、ということでした。
文中で1冊の本に触れていた内容が「おや」と思うことがあったので覚書も含めて書き記しておきます。
文中に出てきた本がこちらの「形の合成に関するノート/都市はツリーではない」クリストファー・アレグザンダーの、都市建築に関する本。
- 作者: クリストファーアレグザンダー,Christopher Alexander,稲葉武司,押野見邦英
- 出版社/メーカー: 鹿島出版会
- 発売日: 2013/12/04
- メディア: 単行本
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アレグザンダーはこの本の中で「建築は建築士が作るものでなく、そこに住まう人たちが作るもので、建築士は必要ないのでは」ということを記している、と紹介しており、著書の中でリトル博士は「とはいえ、それだけコミュニケーションを必要としている人もいれば、コミュニケーションを必要としない人もいるのだから、プライバシーを守る等々のレベルは人それぞれ」というような著述をされていました。
以前、女性建築家の本を読んでいて(タイトル等々失念してしまいましたが)「ちょうど核家族化が進み、子供が個室を持つようになってから、公の場所でよその子を叱ると『うるせぇババア!』と返してきたことがあった。建築家として子供を個室に閉じ込めておくことの罪深さをその時知った」というような内容を読んだことがあるので、プライバシー云々であるよりは、社会性のあり方だとは思います。
これだけITが進化して隣の人とコミュニケーション取らなくても、コンビニに行けば無言で食べたいものが手に入る世の中ではその「社会性」なんて浅くてもいいのかもしれませんが、内向的だろうが、生きていくには外交的でなければいけない場合もどうしてもあります。特に日本なんていつ震災が来るかわからないから、コミュニケーションの取り方は分かっていた方がいい。
働いていくにしても、出世するにしても、人は人の中でしか生きられないし、人との中でしか食べていかれないから、その視点を忘れずに日々楽しく生きていく方法を選択するしかないっすよね。
頑張りましょ。