【読書】負けないための戦略|自衛隊元最高幹部が教える経営学では学べない戦略の本質
ども、落ちこぼれMBA生です。
経営に付いて学んでいるので、だいたい講義のタイトルには「〜戦略」やら「〇〇のための戦略」やらと付いているわけなんですけども、「戦略」ってもともと戦争にどうやって勝つかっていう軍事用語だったわけで。
本当の軍事のプロに聞く「戦略とは何か」っていうものです。
たまたま知人がSNSでオススメしているのを見て「へー」と思って手に取った次第。その紹介した知人はアスリートへのサービスを提供している方だったので、アスリートにとっての「戦略」という部分で「休養」が重要だ、ということも含めてこの本を取り上げていらっしゃいました。
阪神大震災、東北大震災のような未曾有の災害の際にはやはり休養も惜しんで「人命救助」に向かわなければいけないが、2〜3週間経ったところで「ライフラインの復旧」「生活環境の整備」へシフトチェンジした際には、きちんと休養を取って人員のケアをする、より長期戦に備える戦略への切り替える、との内容でした。
実際の企業の「戦略」では、ガントチャートのスケジュールとにらめっこするためその「休養」もしくは休養によって保たれる「品質」について、意識して設定していないのでは?(週末など休日の管理まで企業の範疇じゃないというか)という点が気にかかりました。結局動かしてるのは生身の人間だしねー。
「絶対に負けない」ための戦略、それが自衛隊の戦略だと記載されているのが印象に残りました。それって、長く続いていって何があっても生きていかないといけない、人生も同じかも。
こっちはめいろまさんがKindleセールでオススメされていたので購入。
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